フィリピン
キリストとの親密な関係
2013年9月15日午後3時半、教会堂地下のランゲホールから音楽が聞こえてきました。フィリピンの人たちが、タガログ語で賛美しているのです。「Ikaw lamang, Hesus ang kailangan. Ikaw lamang sa’ yo’ y mananahan」(イエス様、私にはあなただけが必要です。あなたの中にだけ、私は住みます。)
その雰囲気は暖かくフレンドリーで、人々はリラックスしていてカジュアルでした。小さい子どもを連れた人たちもいます。フィリピーノフェロシップでは英語とタガログ語が使われていますが、通訳はいません。参加者は二つの言語の間を自由に行き来していました。
しばらく近況報告をした後、4つのグループに分かれ、それぞれ、「キリストと親密な関係を持つ」とはどういうことかということについて話し合いました。決まった時間だけではなく、一日のすべてで、聖書を読み、祈り、イエス様と時間を一緒に過ごすことが大切なのです。キリストのように行動し、キリストのように生きる事の大切さを学びながら、セッションは祈りをもって閉じられました。
その後、デール牧師がイエス様との親密な関係についてお話をしてくれました。親密な関係を築くためには神を捜し求めなくてはなりません。彼は、詩編63編を読みました。「6節の『私の魂は豪華な食物によって満ち足りました』というところは、特にフィリピン人のために書かれているよ」とデール牧師は言いました。「アーメン」と言って、デール牧師は舌鼓を打ち、自分がどんなにフィリピン料理が好きかということについて語り始めました。参加者が次々とフィリピン料理の名前を言いながら合いの手を入れると、デール牧師は「それも好き、それも大好き」と答えました。デール牧師は、イエス様が与えてくださる関係性がどれほど満ち足りたものであるかが理解できた時、あなたはその関係性をすべてのものに優先させることが出来るだろうと教えてくれました。イエス様と親密な関係を築くためには、多くの時間がかかります。それはイエス様とより多くの時間を過ごすことです。それは決して易しいことではありません。しかし、私たちは心を開きイエス様に信頼する必要があるのです。
学びの後、盛り上がった会衆にメンバーがデュエットを披露すると、歌が終わる前から拍手喝采でした。集会は午後5時にお開きとなりましたが、その後も交わりと食事の時間が続きます。味付きご飯が配られ、ケーキやクッキー、ワッフル、ホームメイドのブラウニーといったおやつも出てきます。陽気な雰囲気の中、会場はみんながしゃべったり、笑ったりする声で満ちあふれています。ウェブサイトの記事を書くために写真を撮りたいと言うと、みんなカメラの前にぎゅうぎゅうになるほど集まってきました。フェローシップはまさに大きなパーティみたいでした。
その日の午後は、暖かくて元気いっぱいの雰囲気でした。もしこれがフィリピン人の交流の仕方だとするなら、彼らのイエス様との親密な関係性に対する期待というのも、きっと大変熱烈なものなのだと思います。(YW)
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